社会福祉法人みのり福祉会
施設事業計画
 
1.西倉吉保育園
2.みのり保育園
3.向山保育園
4.ブルーインター
5.社児童センター
 
6.みのりサングリーン
7.向山ブルースカイ
8.サンジュエリー
 
9.倉吉スターロイヤル
 
10.倉吉スターガーデン ケアハウス
11.関金インターケアハウス
12.サービス付き高齢者向け住宅みのり大山
 
13.倉吉スターガーデン デイサービス
14.デイサービスセンター三朝みのり
15.北栄みのりデイサービスセンター
16.関金ラジュームデイサービスセンター
17.湯梨浜みのりデイサービスセンター
 
18.みのりグループホーム
19.インターグループホーム
20.グループホームみのりかじか
21.関金みのりグループホーム
22.北栄みのりグループホーム
 
23.小規模多機能型居宅介護事業所 やしろ
 
24.居宅介護事業所 ふくもり
25.ヘルパーステーション こもれび
社会福祉法人みのり福祉会 平成31年度事業計画
基本理念
 地域を愛し地域の皆様の幸せのために心を込めて奉仕します。
基本方針
 みのり福祉会の有する多種多様な事業を活用して福祉サービスの一層の充実を図り、ご利用者様、ご家族様、地域住民の方々が集い、笑顔と喜びを共有する地域の福祉コミュニティ「福祉の里」の実現に向かって取り組みます。
行動指針
◎ 情報公開を徹底し、地域に開かれ、地域に愛され信頼される社会福祉法人として「誠心誠意」心を込めて奉仕します。 

◎ 安心、安全で快適な環境整備に努め、それぞれの施設の独自性を明確化していきます。

◎ 法人本部と理事会、評議員会、監事の牽制体制の適正強化を図り、計画性のある事業運営に取り組みます。

◎ 研修体制を構築し、全職員が日々向上心を持って職種の専門性を高め、利用者の皆様の真に求めるサービスを提供します。

◎ 決裁、専決項目、規則・規程を遵守し、透明性のある運営を目指します。
 
1.運営方針
 改正社会福祉法に基づいた「経営組織のガバナンスの強化」「事業運営の透明性向上」「財務規律の強化」など社会福祉法人の使命と役割を再確認し、地域福祉の担い手として、地域の多様なニーズに対応した専門的かつ質の高いサービスの提供、安心して暮らせる地域づくりを掲げ、法人と施設・事業所の効果的で適正な経営を図るとともに、関係機関との連携、ネットワークの構築を進めます。
 地域でのサービス専門性を高め、事業を運営する各施設の個別性を発揮しながら”笑顔と思いやり”・”感謝の気持ち”をもって、ご利用者様・ご家族様、地域の皆様へのきめ細やかなサービスを展開して行きます。
2.施設の運営
 各運営施設においては「ご利用者様・ご家族様の満足度を上げる」ことを念頭に置き、「法人理念」と「基本方針」をもとに事業計画案に沿って、施設並びに職種間の連携を重視し、各事業体が一体となり適切なサービスの提供を行いながら、常に見直す姿勢とチェック機能の充実を図ることとし、保育園・児童健全育成施設・母子生活支援施設、障害者支援施設及び障害福祉サービス事業所、老人福祉施設、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、サービス付き高齢者向け住宅を運営します。
3.法人運営の透明化と情報管理
(1) 法人の運営、財務、事業内容などを公開するとともに、ホームページにおいても財務状況、事業内容などを公開し、開かれた法人として、地域、住民の皆様やご利用者様の理解と信頼を深め、公正で活力ある事業運営を推進します。
(2) 個人情報に係る関係法令等を遵守し、法人が定めた個人情報保護に対する基本方針に基づき、事業により発生するご利用者様等の個人情報に関し適正かつ適切な取扱いに努めるとともに、運用に係る仕組みを整備し、個人情報の保護を図ります。
4.財務規律の強化
(1) 平成31年度介護報酬改定に伴う適切な収入源予測や、事業所における施設整備、人材確保と育成等の取り組み内容に基づいた財務予測を行い、財務状況を的確に把握するとともに、適正な資金の確保と安定した経営管理に努め、自立した財務強化を図ります。
(2) 法人及び施設拠点ごとに収入と支出及び資産の状況を適宜確認し、その収益の適宜把握によって予算と事業の執行をより適切に管理するため、次の取組みを行います
@会計事務研修会  年1回
A内部指導監査の実施  全事業所を対象とした経理監査課、総務課、人事課による指導及び監査
5.人材確保・人材育成力の強化
 人材育成のついては、目標管理を伴った職場内教育が大切な役割を果たすことを踏まえ、教育力・指導力を強化することをプログラム化し、その実践に努めます。また、保育や介護の質の維持向上及び事業の拡大を図るためには、戦略的な人材確保と育成が必要となっています。今まで以上に採用活動を強化します。職員のキャリアアップに繋がる研修の実施と相まって、職員定着率の向上のためご利用者様、職員を含めた魅力と働き甲斐のある職場づくりを進めます。
(1) 職員採用計画
 深刻化する職員確保については、育成を含め事業運営推進上で極めて重要な要素であるため、離職率を低減し「魅力と働き甲斐のある職場づくり」を行い、新任職員並びに既存職員の労働環境の整備を積極的に行う事はもちろん、同時に就業モチベーション維持向上の対策を実施していきます。
 職員募集に関しては従来通り、ハローワーク、県立ハローワーク倉吉などを主に活用し必要に応じてメディア媒体を用います。
(採用計画)
@ 福祉就職ガイダンス(担当:法人本部、各事業所施設長)
A 求人誌への募集掲載(適宜に職員募集掲載を実施)
B 学校・企業説明会への参加(担当:法人本部)
C 学校訪問及び募集要項等の送付(担当:法人本部)
(2) 研修計画
 職員の能力・資質の向上を図るため、外部講師による研修を含めた法人内研修を定期に開催するとともに、外部研修への参加を進めます。
@ 関係機関・業界団体主催の研修会・会議
A 新任職員研修
新規採用職員を対象として、業務遂行上の対人援助の意義とそのあり方や、社会人としての基礎を学び、仕事のやりがいを見出すための研修。
B フォローアップ研修
新任職員研修に続いて新任者の研修プログラムを拡大展開し研修担当者からの評価実施により業務内容や業務管理の進め方等についてフォローしていきます。
C 中堅職員ならびに管理職員研修
中間管理職等(リーダー以上)を対象として、職員間の連携・協力を主に、指導的な立場の再認識と職種別に必要な資格の取得・外部研修への計画的参加を指導 、また、業務のあり方を検証し総合的理解、スタッフ指導・育成方法等に関する研修を実施します。
D保育職員実務研修
保育に関する外部研修に参加し専門性を高めるほか、保育園3園による担当年齢研修・合同職員研修を実施します。
E介護職員実務研修
介護職員を対象として、専門技術の向上を図るため、介護現場における具体的な問題を取り上げた専門研修を実施します。
Fあいサポーター及び認知症サポーター研修
『あいサポート運動』を推進するあいサポート認知団体として、あいサポートリーダーの養成を進めるとともに、新任職員及びあいサポーター職員に対し、あいサポーター養成研修及びあいサポート運動に係る研修を行い、地域社会と連携したあいサポート運動を展開します。
 また、認知症サポーター研修は、業務遂行のほか、地域での高齢者の皆様の見守り・相談に寄与できる役割を担うものであり、継続的な研修実施によりサポーターを育成し地域と連携した貢献ができるよう努めます。
G 法人役員の研修
法人全体の運営に関する事項など社会福祉事業に対してのニーズ変化に対応するため積極的に各種研修へ参加します。また、法人に求められる期待や課題を明確に把握し対応するため、社会福祉法人役員向けの研修や、国・県、社会福祉協議会、老人福祉協議会、関係各団体主催による研修会などへ積極的に参加します。
6.ご利用者様の処遇の向上
 ご利用者様の日常の健康管理を充分行い、健康保持と疾病、感染症、食中毒などの発生予防に努めます。
(1) ご利用者様の体調に変化がある場合は、医療機関と連絡を密にして迅速、適切な措置をとり、安心して施設での活動や生活が送れるよう配慮し、支援します。
(2) 施設での日常生活において、学びや生きがいや潤いを得ていただくため、各種行事やレクレーション等を効果的に行うよう創意工夫します。
(3) ご利用者様お一人おひとりの権利や尊厳が守られ、明るく、楽しく、穏やかな生活が過ごせるよう努めます。
(4) ご利用者様・ご家族様の苦情・意見や相談に適切に対応し、ご利用者様・ご家族様のニーズに対して満足していただけるサービスを提供します。
7.安全管理及び衛生管理
 近年、全国各地で洪水等の水災害が頻発・激甚化していることに対応し、洪水等からの「逃げ遅れゼロ」と「社会経済被害の最小化」を実現するため、水防法に基づき市町村地域防災計画に定められた洪水等の浸水想定区域内の要配慮者利用施設の所有者又は管理者として作成した避難確保計画に基づき避難訓練を実施し災害に備えます。
(1) 水害・土砂災害に係る要配慮者利用施設における避難確保計画を基に、風水害をはじめとする非常災害対策に万全を期すとともに、災害発生時には、ご利用者様・ご入居者様等の安全確保を第一とし、迅速な対応をしていきます。
@ 作成した避難訓練計画を職員に周知徹底するほか、ご利用者様やご家族の方々 にも日頃より確認できるよう、掲示板に掲載しておきます。
A 防災設備の定期点検を励行し、消化訓練や避難訓練等を実施して有事に際して万全を期すとともに、ご利用者様の安全を確保します。
B 大規模災害時における入所施設等の事業継続が迅速に対応できるよう、中部地区の市・町と締結した「災害時の要援護者の受け入れに関する協定」に基づく日常的  な地域との連携を図ります。
(2) 安全衛生に関し関係行政機関の指導や情報収集、検討会の開催による意見交換等により、衛生管理と感染症対策に取り組みます。また、各種研修等を通じて安全点検、見守りの徹底を図ります。
(3) ご利用者様個々の生活状況を把握するとともに、ヒヤリハットの実践などリスクマネージメントの徹底を図り事故防止に努め、質のよい充実した施設生活を送っていただけるように、安全に配慮したサービスを提供します。
8.地域社会との連携・交流並びに地域貢献の取り組み
 事業所毎の特性・特色を活かした施設機能等の地域還元や社会福祉法人の使命に照らした社会貢献活動への協力をしていきます。
@ 地域での介護予防教室(地域支援事業)の開催
近隣自治会や町内会への働きかけを積極的に行い、身近なテーマで施設職員による講習会等を実施し、地域に施設の顔が見える取組みを強化します。
A ボランティア等の受け入れ
中学生を対象とした職場体験や高校生・大学生を対象としたインターンシップ体験を積極的に受入れ、幼児、高齢者、障がい者への理解を深めてもらうと伴に、保育所や福祉施設の現状を知って頂く機会とし、参加型福祉コミュニティの形成に寄与します。
B 地域福祉支援室の設置
現在、社会福祉法人には、地域社会に貢献する取組みの一環として、子ども、高齢者・障害者などが地域で安心して生活するための制度の枠にとらわれない取組みが求められていることから、本部事務局に地域福祉支援室を置き、公益的取組みととして、地域の中で生活する子ども、高齢者、障がい者及び家族のための、日々の困りごとを気軽に相談できる支援窓口とし、早期に適切に対応し、子ども、高齢者、障害児・者等の生活の安定に貢献します。また、「ギャラリーみのり大山」の企画・運営による地域交流・連携を図ります。
C 地域住民との交流・相談の場「ギャラリーみのり大山」
地域福祉支援室では、みのり大山ロビーを趣味の画廊として開設した「ギャラリーみのり大山」を一般開放し、地域交流の場として活用してもらいながら、施設ご入所者様、ご利用者様、ご家族様と職員スタッフが、地域の方々と触れ合う場所を提供するとともに、随時、福祉に係る相談に対応します。
D 公益的活動の企画・推進
公益的活動の観点から各施設が所在している地域の祭りや地域行事等に積極的に参加します。また、法人の各種事業のノウハウ及び人材を活用し、法人ができる公益的活動を企画し推進するよう努めます。
9.施設及び事業運営に関する課題
(1) 介護事業に係る定員充足の促進
 定員充足を目指して、地域包括センター、医療機関等との密接な連携を維持するとともに、地域・住民の皆様との連帯を深めることに努め、信頼される施設としての利用の増加を図ります。
(2) 施設整備の実施
 各施設の改築、改修及び修繕等について、適切な施設環境を維持するため施設整備計画に基づき年次的に整備を行います。
@ 西倉吉保育園トイレ改修
  2階トイレの改修に向けて検討します。
A向山保育園増改築
  4歳児室の増改築を検討します。
B各事業所車両整備
  老朽化に伴う送迎用車両の入れ替えを行います。
C機械・器具等買い替え
  老朽化等により不調となっている機械・器具並びに更新時期を迎える機械・機器について取替えを行います。